
コロナは終息に血数いてきましたがまだまだ油断はできないのでしっかり対策しましょう。
さて、今回は夏に気をつけたい食中毒について対策方法を紹介したいと思います。
目次
食中毒にかかると

夏になるに近づいて食品の腐りやすさが早くなってきますね。
特に生ものなんかはすぐに腐ってしまいます。
私はこの間、お茶を冷蔵庫にしまうのを忘れて出しっ放しにしていたら、白い浮遊物が浮いていました。
飲み物を放置しすぎるとよくあることですが、この白い浮遊物はカビです。
といってもそこまで大きな症状が出るほどのカビではありませんが、飲んでしまった場合お腹が少し緩くなってしまいます。
もったいないとは思わずに捨てましょう。
さて、もし食中毒になってしまうとどのような症状がでてしまうのでしょうか?
これは、食中毒の原因となる菌によって症状は様々です。
例えば、食中毒で有名なノロウイルスは吐き気、下痢、腹痛の症状がみられます。
一方で、これまた食中毒で有名なサルモネラ菌は、上の症状にプラスして発熱や頭痛の症状もみられます。
今回は夏場に起こりやすい食中毒について詳しく解説していきます。
夏場の食中毒「カンピロバクター」

実は、夏場に起こりやすい食中毒と冬場に起こりやすい食中毒には違いがあるんです。
夏場に起こりやすい食中毒の大半は細菌性で、冬場に起こりやすい食中毒の大半はウイルス性です。
そのため先ほど例で出した、ノロウイルスは冬に起こりやすいです。
これには環境が関係しています。
細菌は夏場の高温多湿を好んでいて、その気候が繁殖しやすいためです。
一方で、冬場は低温乾燥のため、ウイルスが感染増加しやすい環境になっています。
さて、夏場に起こる食中毒の原因で一番多いのはカンピロバクターです。
主な発生原因は加熱不足の肉、殺菌されてない生水、動物の排泄物です。
加熱不足の肉の中でも、特に鶏肉による発生が多いです。
このカンピロバクターによる食中毒の症状については、下痢、腹痛、発熱、悪心、嘔気、嘔吐、頭痛、悪寒、倦怠感などがあります。
潜伏期間は1日~7日と長いです。
小さいお子様や高齢者などの抵抗力の弱い方々が感染してしまうと重症化してしまう可能性がありますが、多くは1週間ほどで治癒します。
しかし、カンピロバクターに感染した数週間後に、手足の麻痺や顔面神経麻痺、呼吸困難などを起こす「ギラン・バレー症候群」を発症することもあるため必ずしも大丈夫というわけではありません。
また、カンピロバクター以外にも夏場に起こる食中毒の原因菌はあります。
夏でもノロウイルスに罹るケースもあるため、注意が必要です。
カンピロバクター対策

さて、そんなカンピロバクターには罹りたくないと思います。
しかし、前述したようにカンピロバクターが発生するルートは特定できたのでそれについて対策するだけです。
まずは、加熱不足の肉です。
これは、「加熱不足」によるものなので加熱をしっかりしましょう。
大体、加熱する肉の中心部を1分間75℃で調理できれば大丈夫です。
これで安心しては駄目です。
2次感染として、生肉を触った手や調理器具はしっかり洗浄しましょう。
これを怠ってしまうと、そこから感染してしまう場合もあります。
次に、殺菌されていない生水についてですが、これは飲まないようにすれば大丈夫です。
最後に動物の排泄物です。
これは、カンピロバクターがペットを含めてあらゆる動物に存在しているからです。
そのため、ペットを触った後や動物に触れた後はしっかり洗浄するようにしましょう。
- 肉(特に鶏肉)はしっかり加熱する
- 2次感染に気をつける
- 殺菌されていない生水は飲まない
- ペットを含む動物に触れたらしっかり洗浄する
まとめると、この4つになります。
この4つに注意して食中毒対策を徹底しましょう。
もし罹ってしまったら・・・

いくら対策しても、有る瞬間気を抜いてしまったら感染してしまう可能性もあります。
そのため、もしかかってしまったらどうすればいいのかを紹介します。
まずは、重傷である場合や抵抗力の低い方は急いで病院に行って診てもらいましょう。
もしかしたら入院治療の可能性があります。
医師に相談しましょう。
それ以外の方は自己治癒に任せましょう。
嘔吐や下痢をすることで原因となる細菌の毒素は排出されるからです。
しかし、罹った後や罹っている間は消化の良い物を摂るようにしましょう。
胃や腸には負担がかかっているため休ませるためです。
そして、再度罹らないようにしましょう。
一度罹ってみると分かりますが、本当に辛いので再度罹るのだけは気をつけましょう。
まとめ
私は去年の今ぐらいの時期に罹ってしまいました。
原因ははっきりとは分かりませんが、前日に外食で鶏肉を食べたのでそれかもしれません。
罹ったのは夜遅くで、20分おきに腹が痛くなりトイレに籠もるのを4時間ぐらい繰り返すぐらい辛かったです。
トイレに行ってもただ便座に座っているだけなのでどうしようも無かったのを今でも覚えています。
皆さんもこうならないためにも気をつけましょう。
それでは!
今日も素敵な一日になりますように